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食のコト 2020.08.24

やさしい暮らしのヒント『栄養のコト』6.季節の変わり目の食事のコト

こんにちは。
まだまだ暑い真夏日が続いていますが、もうすぐ9月。秋も一歩ずつ近づいてきています。日中は汗の止まらぬ暑さでも、朝晩は少しずつ涼しく感じられるようになり、こうして徐々に季節の気候が移り変わっていきますね。

そんな季節の変わり目、風邪をひきやすくなりますが、なぜそうなのか。
ご存知ですか?そのなぜ?を知ることで取っておきたい栄養を意識しやすくなります。ということで、今回は季節の変わり目に意識したい食事について。

なぜ、季節の変わり目は体調を崩しやすい?

季節の変わる時期には、風邪に限らず身体がだるくなりやすかったり、疲れやすかったりと不調が出やすくなりますね。中には頭痛や肩こりなどの痛みが現れる方もいらっしゃるようです。そもそも、なんでその時期に特にそうした症状が出やすいのでしょうか。

こうした季節の移り変わる時期には、日中と朝晩の寒暖差が激しくなり、自律神経のバランスが崩れやすくなると言われています。自律神経には、起床時や緊張状態の時に作用する”交感神経”と睡眠中やリラックスしている時に作用する”副交感神経”の2種類があります。

この2つがバランスを取り合うことで、体内の全ての内臓・全身の血管など様々な器官に働きかけ、体温調節や発汗、呼吸、消化などがスムーズに行われるのです。

しかし、寒暖差が大きくなると汗をかくなどの体温調節が頻繁に必要となり、2つのバランスが崩れやすくなります。そのため、自律神経が乱れ体内の様々な場所に不調を起こしたり、免疫力が低下し、風邪などをひきやすくなってしまいます。

また、体温調節のためにいつも以上にエネルギーを使うため、体内のエネルギー消費量が増加することもあり、きちんと栄養がとれていないとエネルギー不足による不調も起きてしまうのです。

では、どんな対策をすれば良い?

季節の変わり目でも普段と変わらず元気でいるためには、自律神経を崩さないことが大切なようですね。そのために必要なのは、規則正しい生活をし、なるべく寒暖差以外のストレスが身体にかからないようにすること。
そして、栄養バランスのきちんととれた食事をすること。自律神経を整える効果のある食品を取り入れるのことも効果的です。

自律神経を整えるのにとても役立つのが「セロトニン」。
そして、セロトニンは脳内で作られますがその際必要なのが「トリプトファン」、さらに「ビタミンB6」、「炭水化物」も共にとるとさらに効率的にセロトニンを生成しやすくなると言われています。

このすべてを含み、手軽に取り入れられるのがバナナです。
バナナだけでも効果はありますが、牛乳やヨーグルトなどのカルシウムと一緒に取るとさらに効果がアップします。

また、いわしはトリプトファン・ビタミンB6をどちらも多く含むため、白米などの炭水化物と取ると効果的な食材です。
これから旬を迎えるさんまもビタミンB6をはじめとする神経を正常に保つのに役立つビタミンB群を多く含んでいます。
旬を取り入れ、バランスよい食事を意識することで自然と自律神経のバランスも整えられれば良いですね。

これまでは辛かった季節の変わり目の不調も、日々の意識で楽に乗り越えられるようになるかもしれません。まずは、お値段も手頃でコンビニなどでも手軽に1年中手に入れやすいバナナから、毎日の習慣にしてみてはいかがですか?

コラム/たみなと あやな
2歳児の母。栄養士の母のおかげで、日々栄養を気にかける暮らしを送ってきました。
その影響もあり夫のサッカー現役時代にアスリートフードマイスター3級を取得。
出産後に保育士資格を取得し、今は子どもの食や薬膳について勉強中です。
豪華なものは作れなくても、“心も身体も幸せになれる食事”を目指しています。

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