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食のコト 2020.09.21

やさしい暮らしのヒント『栄養のコト』8.秋と旬と胃腸の素敵な関係のコト

こんにちは。
暑さがまだ残るものの、スーパーには秋の旬のものがたくさん並んでいます。
そんな秋の旬で特徴的なのが、食物繊維が豊富であったり胃腸の働きをよくする作用のある食物が多いということ。

”食欲の秋”という言葉もありますが、おいしいものをたくさん頂く中で秋の旬を取り入れることで胃腸の調子もよくしてしまいましょう!

今が旬の胃腸にやさしい食物たち

さんま

秋と言えばさんま。脂ののったおいしさはたまりませんね。そしてさんまに含まれるDHAやEPAなどは、悪玉コレステロールを減らしたり中性脂肪を減らすことで有名ですが、腸内によい効果をもたらす菌を増加させる効果も持ち、炎症を鎮めたり腸のバリア機能を高める効果も持つと言われています。

こうしたよい脂も少し重たく感じてしまう場合は、大根おろしと一緒にたべることで消化が促進されますよ。

さば

秋の魚といえばさんまや鮭の印象が強いかもしれませんが、さばの旬も9~11月頃です。さばにもさんまと同様のEPA・DHAが含まれているのに加え、薬膳においては脾・胃の働きを補う甘味に属しています。そのため、胃腸の働きを高めたり消化不良を改善してくれる効果が期待できます。

さつまいも

さつまいもといえば食物繊維の宝庫。たっぷりと含まれた食物繊維は整腸作用効果があり、便秘を改善し便通を促す他にも、大腸ガンの予防にもなると言われています。さつまいもを食べることでおならが気になってしまう・・・という場合におすすめなのは、皮ごと食べること。皮には、おならの原因となるでんぷんの異常発酵を抑える効果があります。

しいたけ、しめじ

秋が旬のきのこ類の中でも特に食物繊維を多く含むのがしいたけ、しめじ。どちらも食物繊維を多く含み、便通を促し腸内の老廃物を排出する効果があります。また、しめじには硬くなった便を柔らかくしたり、腸内におけるコレステロールの吸収を抑えて排出を促す作用があります。

いちじく

いちじくの旬は二つあり、春と秋に旬がやってきます。

そんないちじくには、消化を助けるタンパク質分解酵素や食物繊維のペクチンを多く含みます。そのため、胃腸を整えて便秘にも下痢にも効果を発揮します。ただし、注意が必要なのが未熟な実。アクが強く、逆に胃痛を引き起こしてしまうこともあるため気を付けましょう。

90%ほどが水分で、シャキッとした食感とみずみずしさが魅力の梨。その水分が肺や喉を潤す他、豊富に含まれた消化酵素が消化を促進してくれます。また、デトックス効果が高いため便通、尿の排泄を促して、浮腫の改善にも効果があります。

ほっこりとした甘味のある印象の強い栗ですが、実は栄養をたっぷり含み、脂質も少ない優秀なナッツ類のひとつ。食物繊維ももちろん多く含む他、高い滋養強壮効果のおかげで、胃腸を丈夫にしたり、胃が弱ったことで体調を崩してしまった際の体力増強にも期待できます。

普段から秋の旬、と聞き思い浮かぶ食物ばかりですが、どれも胃腸へのよい効果が期待できるものばかり。賢く旬を取り入れ、秋の食べ過ぎにも負けない胃腸を作ってくださいね。

コラム/たみなと あやな
2歳児の母。栄養士の母のおかげで、日々栄養を気にかける暮らしを送ってきました。
その影響もあり夫のサッカー現役時代にアスリートフードマイスター3級を取得。
出産後に保育士資格を取得し、今は子どもの食や薬膳について勉強中です。
豪華なものは作れなくても、“心も身体も幸せになれる食事”を目指しています。

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