
糀のコト『水筒で甘酒を作ってみよう』
目次
ケノコトのレシピライター笠原さんが運営する、「発酵食料理教室 ふんわり糀家」よりおすすめレシピをご紹介します。
どの発酵調味料よりも絶大な人氣を誇る”甘酒”。ご自宅で美味しい甘酒が作れるように、コツとポイントをまとめました。
『甘酒』の材料(約500ml分)
麹(生)
200g
水
300ml
温度計
水筒(口が広いものが作りやすいので、スープジャーがオススメ)
スープジャーはしっかり保温が出来るものを選んでくださいね。
『甘酒』の作り方
1.水筒に分量外のお湯(水筒の1/3程度まで)を注ぎ、容器内を温めておく。
2.お湯を注いだら、蓋を乗せて置くだけor緩めに閉めてください。きつく閉めると密封されすぎて蓋が開けにくくなります。
3. 麹200gを計っておきます。麹が塊になっている場合は手でほぐしておきましょう。
4.鍋に水を入れ火にかけ、温度計で計りながら60℃くらいまで温めます。火加減は最初から最後までずっと弱火です。火が強いとあっという間に60℃になっちゃいますから、ご注意ください。
5.麹を加え、更に火にかけ温度計で計りながら60℃くらいまで温めます。
6.麹を加えると温度が下がります。まだ麹が水分を吸ってないので水がシャバシャバしている状態です。
7.だんだん60℃に近づいてきました。温度計でグルグルとかき混ぜながら、温度を計ります。
8.だんだん麹が水分を吸ってふっくらしてきました。
9.水筒に注いだお湯を捨て、麹を注ぎ、しっかり蓋をします。
10.表面が平らになるように均します。縁についた麹もスプーンで落とすように整えましょう。
11.8時間後、試食をして、麹の芯がなくなっていれば完成です。出来た甘酒は琺瑯・瓶・プラスチック製の容器などに移し替えて冷蔵保存してください。
たったこれだけで美味しい手作り甘酒の完成です。
(このまま食べる時は薄めなくて大丈夫です。スムージやお料理に入れるなど、お砂糖代わりにご活用ください。)
仕込みは慣れれば5分もかかりませんし、面倒なことと言えば最初に材料や器具を買い揃えることくらいでは?
ちなみに、つぶつぶが気になる方は、フードプロセッサーで撹拌してしまえば、全く気にならなくなりますよ!
レシピ/笠原奈津美
発酵食料理教室「ふんわり糀家」
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25歳で白血病を患ったことをきっかけに「食」の大切さに気づく。香川県高松市にて手作りの発酵調味料(塩麹・醤油麹・甘酒・味噌など)を使って、【家族と私の健康のために、毎日食べたい作りたい発酵食料理】を提案する「ふんわり糀家」を主宰。
発酵食料理を通じて得られる身体と心の変化が人生を変えるほどのパワーを持ち、自分がワクワクする毎日を生きることで、家族や周りの人にまで幸せが循環するという事を、自身が体現し、伝えている。
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