
【七十二侯のコト】第五十八候「虹蔵不見」
食卓からはじまる、やさしくていねいな暮らし。
そんな暮らしの中で大切にしたいのが「季節のこと」。
ケノコトでは、七十二侯に沿ったていねいな暮らしをご紹介します。
二十四節気『小雪』
二十四節気の第20番目の節気である「小雪(しょうせつ)」。小雪は、11月22日~12月6日頃を言います。
冬の入り口である「小雪」、雪が降り始める頃を指します。北海道では既に雪が降り始めていますが、本州などではまだまだ暖かい日が続いていますよね。
この季節は、鮮やかに色づいていた紅葉が落ち始め、山々では雪が降り始めてきます。雪の量は「少ない」ので、「小雪」と呼ばれているのです。
そろそろ、お歳暮を準備する時期ですね。この1年、お世話になった方々を思い出しながら、準備を始めてはいかがでしょうか。
七十二侯『虹蔵不見』
初侯(11月22日~11月26日頃)虹蔵不見(にじかくれてみえず)
冬に入り、曇り空の日々が続きます。だんだんと日差しが弱まっていき、空に虹がかかることも少なくなりました。
虹というものは、空気中にある水滴に太陽の光があたることで反射してできます。冬は陽の光が弱まることから、虹が見えなくなるのです。
しかし、たまに雨上がりの空には虹がかかります。俳句の季語にもある「冬の虹」です。夏のくっきりと堂々とした虹ではなく、どこかぼんやりとしてあっという間に消えてしまう虹です。
冬の寒さに虹の儚さ。ふと、思い返し、立ち止まりたくなる季節です。
『立冬』の旬
蟹
お鍋が恋しくなる季節。メインには、蟹はいかがでしょう。11月から2月が、タラバガニの旬の時期になります。肉厚で食べ応えのあるタラバガニ。蟹すき鍋やカニしゃぶで、美味しくいただきませんか。
ほうれんそう
スーパーなどで1年中手に入るほうれん草ですが、実は旬は冬!緑黄色野菜の代表格であり、ビタミンやミネラル、食物繊維など多く含んでいます。風邪予防にも最適!美味しさも増すほうれん草です。
冬こそ美味しい『ほうれん草をつかった作り置きおかず』
ほっこり温まる『ほうれん草のポタージュ』
女性に必須の栄養素がたっぷり!ほうれん草を毎日食べよう
みかん
冬の果物といえば「みかん」!こたつにはみかん、という人も多いのではないでしょうか。みかんにはビタミンCがたっぷり含まれていますが、その他に美容にも効果が高い果物です。そのまま食べるのもいいですが、おうち時間でみかんを使ったおやつを作ってみませんか。
暮らしに寄り添うおいしいみかん。ビタミン豊富な冬のフルーツ
白砂糖不使用スイーツ『みかんソースの豆乳プリン』
砂糖・バター不使用!生地も焼かずに作れる『甘酒みかんタルト』
出来事
古くから伝わる神事『新嘗祭』。今年の実りを神様に感謝する日。
戦前は「新嘗祭」が行われる祭日だった。11月23日「勤労感謝の日」のこと
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