
真っ赤なカブ!寒い冬にキレイな色の「ビーツ」を食卓に取り入れよう
目次
ボルシチに入っている赤いカブ「ビーツ」。食べたことありますか?真っ赤で綺麗な色をしていて、食卓にビーツがあるだけでパッと明るい雰囲気になります。日本では、「ビーツは缶詰」が定番ですが、近年少しずつ、缶詰だけでなく生の状態でも見かけるようになってきました。今年の冬は食卓にビーツを取り入れて、寒い冬の食卓に華をそえてみませんか。
ビーツって何?
ビーツは赤いカブで、ロシア料理のボルシチに欠かせないお野菜です。6月~7月と11月~12月の2回旬があり、鮮やかな赤い色が特徴。最近は日本の食卓にも徐々に浸透してきており、ボルシチだけでなく、サラダなど様々なお料理に使われるようになってきています。
ビーツはショ糖を多く含み、野菜の中ではカロリーが高めです。また、ビーツの赤い色はベタシアニンという成分によるもので、抗酸化作用が期待できるといわれています。他にもたくさんの栄養が含まれており「食べる輸血」とも言われています。
ビーツの保存方法
葉がついているビーツを手に入れた際は、葉の付け根部分から切り落とし、根と葉の部分を分けて保存するようにしましょう。葉がついたままの状態で保存すると、根の部分にある水分が、葉からどんどん蒸発してしまい、根の部分の乾燥が加速していきます。
葉の部分を切り落とした後は、それぞれビニール袋に入れ、冷蔵庫で保管するようにしましょう。葉の部分は傷むのが早いので、早めに使いきるようにし、実の部分は1週間程度で使い切るのがおススメです。
ビーツの下処理
ビーツは生で食べることができないので、下処理が必要になります。今回は鍋を使った下処理と、オーブンを使った下処理方法の2つをご紹介いたします。
鍋を使って茹でる下処理方法
①ビーツの皮がついている状態のまま、かぶるくらいの水と酢大さじ1を加えて、弱火にかける。
②竹串がスッと通るまで、30分程度ゆっくり茹でる。
オーブンを使った下処理方法
①皮がついている状態のままをアルミホイルに包む。
②180度に余熱したオーブンで40分程度焼く。
どちらの方法でも下処理前には皮をむかず、下処理が完了してから皮をむいて調理するようにしてください。
ビーツはキレイな色で、冬の色味が少なくなりがちな食卓に華をそえてくれる嬉しいお野菜です。是非、あなたの食卓に取り入れてみてください。
レシピ/菅 智香
育児料理アドバイザー。食育インストラクター、AGEフードコーディネーター。
一般企業退職後、結婚、出産を経て、改めて食の大切さを感じ、食育インストラクターの資格を取得。
SNSを中心に、子供と一緒に作る料理、子供に食べさせたい料理を提案、百貨店などにて登壇中。
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