
一度に二品!食べる人にも優しい『おせちのごぼう料理』
目次
そろそろ、おせちをどうしようかな?と考え始める時期ですね。私の家族には、歯がちょっと悪い父がいるのですが、固めの「たたきごぼう」が苦手です。そのため、普段から「ごぼう」は、圧力鍋で食べやすくしちゃいます。
圧力鍋でつくっても、ちゃんとごぼうの風味も形も残るので、他のレシピにも展開しやすく、食べる側としても、舌で押しつぶせるくらい柔らかくなるため、小さいお子さんや、お年寄りの方にはとても食べやすくなります。
また、消化もしやすくなるので、胃に負担がかかりやすい「お正月」にも、お勧めできる調理法です。
今回は、そんなごぼうを使って、おせちに使えるレシピのご紹介です。京都府八幡市の郷土料理「八幡巻き」とやわらか「ごぼうのたたき風」を、重箱に詰めてみて下さいね。
『おせちのごぼう料理』材料(4名分)
<八幡巻き><やわらか「ごぼうのたたき」風>
ごぼう
2本(200g前後)
人参
2/3本
三つ葉
1束(ほうれん草でも、なくても良い)
生姜
スライスしたものを1かけ
鶏もも肉
2枚
A:昆布だし汁
1/2カップ(水でもOK)
A:酒
1/2カップ
A:みりん
大さじ1
A:醤油
大さじ3
B:めんつゆ
お好みで少々(なくても良い)
B:砂糖
お好みで少々(なくても良い)
B:すりごま
大さじ2~3
『おせちのごぼう料理』作り方
1.鶏もも肉は、皮を下面に、フォークでお肉に穴をあけ、お酒をひたひたになる程度につけておく。(分量外)
2.土と汚れを落としたごぼうは、鶏もも肉の長さに合せて切る(大体10センチ程度)。切ったらAの調味料とすった生姜を、圧力鍋へ入れます。沸騰してから弱火で5分程度、加圧。
圧が抜けたゴボウは、縦半分に切って(ごぼうの太さにより1/4でもOK)
残りの汁につけておく。(つけ汁はタレに使うので、そのままとっておく。)
3.三つ葉はさっと湯に通し、ごぼうの長さに合せて切る。人参も、ごぼうと同じ長さに切り、7分程度、茹でる(竹串を指してスッと入ればOKです)
5.巻いたら、タコ糸でお肉を縛る(細かく縛ったほうが切る時カンタンです)
6.フライパンに油をしき(分量外)とっておいた「つけ汁」を加え、弱火~中火で焼く。途中、汁がなくなってきたら、お好みで「醤油・みりん」で好みの濃さに味を整える。汁がとろっとしたところで火を止め、蓋をする。(予熱で火を通す)
6の八幡巻きを予熱で火を通し、冷めるまでの間に、ごぼうのたたき風をつくります。
7.予熱をしている間に、残ったごぼうを食べやすいサイズに切る。
8.ボウルに7を入れ、Bの調味料(すりごまと醤油、砂糖)を加え、好みの味に整える。出来上がり!
『おせちのごぼう料理』を美味しく作るポイント
・ごぼうがかなり柔らかいため、硬いものが苦手な方にも美味しく召し上がっていただけます。
・レシピの6の工程は、オーブンを使ってもOKです。その場合は、予熱170℃、30分焼く。タレは、小鍋でとっておいた煮汁に醤油とみりんを加え煮詰めてタレをつくっておく。こちらでも美味しく出来上がります。
調理時間:30分~45分
レシピ / 調理師 世安 加奈湖
おいしいもの好き・人と一緒のごはんも大好きなフードライター。
普段は、昔からある暮らしの知恵などをベースに、食べたい食事と組み合わせ、身体に優しいごはん作りをしています。暮らしの中に小さな元気のタネをまく「ほっこり暮らし」で半農生活を実践中(instagramで公開中)HP では、イラストを使ったレシピを紹介。
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