
美味しい時期はたったの2ヶ月!自宅で美味しいタラの白子を味わおう
目次
寒い季節に美味しい白子、お店で食べたことがあっても自宅で食べたことはない、という方も多いのではないでしょうか。実は、白子は自宅でも下処理をすれば美味しく味わうことができます。タラの白子を美味しく食べることができるのは2ヶ月の間のみ、だからこそ旬の今、お店だけでなく自宅でも美味しいタラの白子を味わいませんか。
白子って何?
白子は魚の精巣のことを言います。アンコウ、フグなどもありますが、一般的に普及しているものはタラの精巣で、タラの旬は1月~2月ととても短い期間です。この期間が過ぎると、タラの白子は水っぽくなり味が落ちてしまいます。
タラの白子には、昨今ダイエットや健康の面でよく話題に上がる「たんぱく質」が豊富に含まれています。タラの切り身よりも白子の方が多く含まれていて、タラは切り身だけでなく白子も積極的に食べたいものです。
新鮮な白子の見分け方
スーパーで売っている白子、新鮮なものを手に入れるためには、まず、色を確認してください。透明感があり白くてハリがある白子が新鮮な証拠、黄色やピンクがかかっていたり、胆のうが緑色に染まったりしているものは避けるようにしましょう。また、つやがあり、身がぷりっと盛り上がっていて、身崩れしていないものを選ぶようにしましょう。
白子の下処理方法
白子と言えば、「お店で食べるもの」というイメージが強いかと思いますが、実は自宅で下処理をして食べることができます。少し手間はかかりますが、自分で下処理して、自宅で味わう白子は絶品ですよ。
<白子の下処理>
①白子を流水で洗う。
②白子をつないでいる赤い筋の部分を切り落とし、食べやすい大きさに切る。
③氷水に酒を大さじ1程度加え、白子を入れてぬめりをやさしく落とす。
④鍋に湯を沸かし、白子を優しく転がしながら10数秒茹で、氷水に移す。
⑤白子が冷えたら水気をよく拭き取る。
これで白子の下処理は完了です。そのままポン酢をかけていただいても良いですし、お鍋に入れても美味しくいただくことができますよ。
なかなか思うように外食ができない今、「旬の白子を自宅でいただく」、そんな贅沢を味わってみませんか。
レシピ/菅 智香
育児料理アドバイザー。食育インストラクター、AGEフードコーディネーター。
一般企業退職後、結婚、出産を経て、改めて食の大切さを感じ、食育インストラクターの資格を取得。
SNSを中心に、子供と一緒に作る料理、子供に食べさせたい料理を提案、百貨店などにて登壇中。
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