
はじめてのナチュラルフード『新年を迎えて~出汁活をしよう~』
目次
バタバタと忙しない2020年を終え、無事に家族そろって2021年を迎える事が出来ましたが、新年は現在の社会的状況を考慮して家族三人だけで静かに迎えました。
例年だと私の実家にて大人数で新年を迎える事が恒例となっているため、私の母の手料理を思い切りたのしめる今となっては数少ないチャンスですが、それも今回はあきらめる事となりました。
そのため年越し、新年のお料理作りはおのずと私が担うこととなりましたが、
おせちを準備しながら改めてたくさんのお砂糖を必要とすることに改めて気が付きました。
そこで砂糖の摂りすぎを防ぐべく役に立ったのがやはりお出汁です。
出汁について
今回はそのお出汁についてお話ししたいと思います。
ナチュラルフードやシンプルな食事を意識するようになって、化学調味料や添加物を避けたいという目的から、自分で出汁を引くようになったのがきっかけですが、今は香りや旨味、素材の組み合わせの奥深さなどとても魅力的なものと感じています。
昔は当たり前のように化学調味料に塩、カツオエキスや鰹節粉を加えた「風味調味料」を使うことも多かったのですが、今は自分で出汁をとるようになり、それを冷蔵、冷凍して使用したり、時間がなく簡易的なものに頼るときにも化学調味料や添加物を極力使用していないものを選んでいます。
お出汁が我が家で一番活躍する頻度が多いのはなんといってもおみそ汁ですが、旨味、香りのいい本物のだしを使うことによって、お出汁そのもの奥深い旨味、風味の存在感が出るのでお味噌が控えめの量でも十分すぎるほどにおいしいお味噌汁になり、減塩にも一役買ってくれるのです。
こういったかことからも本物のだしを生かすことによって、他のお料理を作るときにも調味料の使い過ぎを防げます。
あくまでも私個人の見解ですが、濃い味に慣れてしまうとどんどん濃いものを好むようになり、日々の食事でもとりすぎてしまうものが増えていくように思います。
現在、六歳の子供を持つ私は食育や幼児食などにも自然と目を向ける事となりますが、お出汁をうまく活用することによって、調味料の使い過ぎや、濃くなる味付けを但して子供の味覚を守り、育てていきたいと思っています。
自宅で過ごす時間が多くなりがちな今だからこそ、ゆっくり時間をかけてお出汁を引くこと、お出汁を使って健康的なお料理を作ること、色々なもので採ったお出汁を楽しんでみる
「出汁活」を始めてみてはいかがでしょうか。
コラム/ハヤシユウコ
たべること研究家。 上級食育、食育アドバイザー、幼児食インストラクター、ナチュラルフードコーディネーターの資格を保持。 たべることを探求し、大切さを広げる活動を目的に2019年より「たべること、いきること taberuand」をスタートしたばかり。instagramにて日々の食などもupしています。
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