
【七十二侯のコト】第七十一候「水沢腹堅」
目次
食卓からはじまる、やさしくていねいな暮らし。
そんな暮らしの中で大切にしたいのが「季節のこと」。
ケノコトでは、七十二侯に沿ったていねいな暮らしをご紹介します。
二十四節気『大寒』
二十四節気の第24番目の節気である「大寒(だいかん)」。大寒は、1月20日~2月3日頃を言います。
「大寒」は1年で最も寒さが厳しい季節です。大寒は冬の最後の節気であり、二十四節気の最後の節気でもあります。つまり、大寒の後の春は目前です。
寒風にさらして仕込む凍み(しみ)豆腐や寒天などの乾物を始め、大寒の寒さを活かして作られる食べ物やちぢみほうれん草などの葉物が作られています。昔ながらの栽培方法で寒さに耐えられるよう葉に厚みが出るため、糖度が上がりうまみが増すと言われています。
大寒の最後の日は節分で、翌日が立春です。
日が少しずつ長くなり、暖かく春に近づいていくのを感じることも多いのではないでしょうか。
七十二侯『水沢腹堅』
次候(1月25日~1月29日頃)水沢腹堅 (さわみずこおりつめる)
大寒の次候に入り、いよいよ寒さが厳しい季節になりました。
『水沢腹堅(さわみずこおりつめる)』は沢を流れる水さえも凍り、沢に堅い氷が厚くはるという意味です。それほどの寒い時期であることを表しています。
湖に厚く氷が張ると、ワカサギの穴釣りを想起する人も多いのではないでしょうか。ワカサギの穴釣りが解禁となると、釣りあげたワカサギを天ぷらにしたり、旬ならではの味を楽しむことができます。
温かい格好をして、あえて外の冷たい空気やこの時期ならではのアクティビティを楽しむのもよし、室内の温かい空間でぬくぬく過ごすのもよし、寒さの中にもさまざまな冬の楽しみ方がありますね。
『大寒』の旬
ぶり
ぶりは成長段階に合わせ、名前が変わる「出世魚」の代表です。冬の味覚の代表でもあり、「かんぱち」や「ひらまさ」などの寒い時期においしい魚もぶりの仲間です。
ぶりの唐揚げ 薬味ソース

ぶりを美味しくさせる一手間がとっても大事『ぶり大根』

ごぼう
ごぼうは食物繊維を豊富に含み、身体の毒素を促すため血液の浄化につながります。お肌の調子も良くなるため美食食材の1つです。
編集部おすすめ『晩ごはんに役立つ「ごぼう」レシピ』
優しいお母さんの味『鶏ごぼうご飯』
金柑
金柑はビタミンCを豊富に含み、実は小さいですが、皮ごと食べれるため、風邪を引いた時や食欲がない時にもおすすめの食材です。
季節のやさしいおやつ『金柑オランジェット』
出来事
鬼は外〜!『鬼の福笑いを手作り』の節分おもちゃで遊ぼう!

記事 / 飯田あゆみ
本業では化粧品のマーケティングをするかたわら、ママであり、ライター、投資などワークライフバランスを大切にした副業をしています。食やおうち時間を快適に過ごす方法など、家族との生活を充実させるための方法を探求することが趣味です。
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