
小さいけれど栄養いっぱい!芽キャベツを食卓に取り入れよう
目次
ここ数年、スーパーでもよく見かけるようになってきた「芽キャベツ」、今がまさに旬の時期です。芽キャベツはキャベツが大きくなる前の状態のように見えますが、キャベツとは別物で、小さくてコロッとしたかわいいフォルムの中には様々な栄養がたっぷり含まれています。簡単な下処理さえ済ませれば、そのままサラダに、ソテーに、スープにと、様々な使い方ができます。旬のこの季節、芽キャベツを食卓に取り入れてみませんか。
芽キャベツとは?
芽キャベツは葉のつけ根にできるわき芽が結球したもので、1株で数十個の実をつけます。見た目はキャベツがそのまま小さくなったような形をしていますが、この芽キャベツが成長するとキャベツになる、というものではなく、キャベツとは別の品種です。
芽キャベツはその小さくてかわいい見た目とは裏腹に、栄養が豊富に含まれています。ビタミンC、ビタミンK、食物繊維、βカロテンなど、普通のキャベツよりも多く含まれていて、積極的に取り入れていきたい食物の一つです。
芽キャベツの保存方法
芽キャベツは硬く締まっているので、他の葉物野菜と比べると日持ちが良い方です。購入してからすぐに使わない場合は、洗わずに濡れたキッチンペーパーで包み、ビニール袋に入れた状態で冷蔵庫の野菜室で保存するようにしましょう。
冷凍庫で保存する場合は次にご紹介する方法で、下処理を済ませてから保存するようにしてください。
芽キャベツの下処理
芽キャベツは生で食べることができませんので、下処理が必要になります。下処理といっても下茹でするだけですので、難しい工程はありません。冷凍保存する場合は、この下茹で処理をした後に冷凍するようにしましょう。
<芽キャベツの下茹で方法>
①鍋にたっぷりのお湯をわかす。
②芽キャベツの大きさに差がある時は大きいものから①に入れていく。
③2分程度茹で、芯の部分の固さを竹串で確認し、水気をきる。
半分に切ってから茹でてしまうと、葉の間に水が入り込んでしまい、全体が水っぽくなってしまいますので、カットせずに丸ごと茹でることをおすすめします。また、少し歯ごたえがあるくらいの固さにゆで上げると、より美味しく味わうことができますので、茹で過ぎないようにしましょう。
小さくてかわいらしい見た目で栄養はぎっしり、今年は芽キャベツを食卓に取り入れてみませんか。
レシピ/菅 智香
育児料理アドバイザー。食育インストラクター、AGEフードコーディネーター。
一般企業退職後、結婚、出産を経て、改めて食の大切さを感じ、食育インストラクターの資格を取得。
SNSを中心に、子供と一緒に作る料理、子供に食べさせたい料理を提案、百貨店などにて登壇中。
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