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美容・健康 2021.02.27

専門家に聞きました~不妊症・不妊治療のコト~

不妊の定義

「不妊」とは、妊娠を望む健康な男女が避妊をしないで夫婦生活をしているのにもかかわらず、一定期間妊娠しないものをいいます。
日本産婦人科学会では、この「一定期間」について「1年というのが一般的である」と定義しています。

妊娠成立までの流れ

不妊の原因を探す前に、妊娠に至るまでのプロセスを知ることはとても重要です。
なぜなら、妊娠へのステップの中に不妊のカギが隠されているかもしれないからです。
それではおさらいしていきましょう!

女性の体の中では毎月、排卵に向けて卵子が育ち始めます。
一方男性の体の中では精子が毎日つくられています。
セックスによって約4億個の精子が射精され、膣から子宮頸部を通って子宮に入りさらに卵管へと進んでいきます。
一方、十分に成熟した卵子は1つだけ卵巣から飛び出し、排卵されます。卵管の先にある卵管采が卵をキャッチし、卵子は卵管にとり込まれます。
すると卵管膨大部で待ち構えていた多数の精子が卵子にアタックし、1つの精子が卵子に入り込んで受精します。
受精した受精卵は、2分割、4分割と成長しながら、卵管から子宮へと移動し、排卵から6〜7日目に子宮に到達し、
子宮内膜に着床します。これが妊娠です。
卵子が受精できるのは、排卵されてから約24時間。精子の寿命も射精後48〜72時間程度といわれます。
驚くほど微妙なタイミングで卵子と精子はめぐり合い、妊娠に至るのです。

不妊の原因はさまざま

妊娠のプロセスのどれか1つが欠けても妊娠することはできません。
妊娠には、男性が精子を射精して、女性が卵子を排卵、そして受精、着床というプロセスがあります。
このなかのどれか1つにでも問題があれば、残念ながら妊娠には至りません。
特に排卵・卵巣因子、卵管因子、男性因子は「不妊の3大因子」といえる大事なポイントで、裏を返せば、この3つを調べれば不妊の原因がわかるといえます。

卵管因子は全体の36%。卵巣から排卵された卵子が子宮へと向かう道が卵管です。
この卵管が途中で細くなっていたり、ふさがっていたりすると卵子は先に進めず、受精に至ることが難しくなります。
排卵・卵巣因子は全体の29%。卵巣で十分に育った卵子が、絶妙のタイミングで排卵されることはとても重要です。
卵胞が育たずに排卵されない、排卵はしたけれど卵子が成熟していなかったなどのトラブルがあると、精子と出会って受精することはできません。
男性因子は全体の31%。たくさんの精子が元気に子宮を通って卵管の中までたどり着くことは、妊娠の前提条件です。
またその前に、十分な量の精子が毎日つくられているか、セックスをして膣の中に放出できるかも問題です。
3大因子のほか、子宮内膜の組織が卵巣など別の場所で発育・増殖する「子宮内膜症」も不妊の原因にあげられます。
子宮の形が先天的にふつうと異なる「子宮奇形」、子宮の筋肉にできる良性のこぶ「子宮筋腫」も、場合によっては着床をさまたげることがあります。

原因不明と言われたら

夫婦そろって検査を受けても異常がなく、不妊の原因がわからない原因不明の不妊を「機能性不妊」といいます。
不妊の原因の10〜15%を占めています。
原因不明というのは、原因がないのではなく、現代の医学や検査では原因が発見できないということです。
妊娠をさまたげる原因がどこかに隠れているかもしれません。たとえば、排卵のときに卵巣から出た卵子は卵管の先端の卵管采にとり込まれます。
うまくキャッチされないことを「ピックアップ障害」といいます。腹腔鏡検査で卵管采に癒着などが見つかれば、機能していないことがわかります。
しかし、形状に問題がなくても、ちゃんと機能しているかどうかを確かめる方法はありません。
また、精子と卵子が受精しているかどうかを確かめるには、体外受精をするしかありません。
その結果、受精障害とわかれば、顕微授精を行うこともできます。
一般赴任治療では解明できない原因が体外受精で判明することもあるので、検査の意味も兼ねて体外受精を選択肢に考えてみるのもひとつです。
機能性不妊のカップルは多いのですが、妊娠している人もたくさんいます。たとえ原因を突き止められなくても妊娠・出産は可能なのです。

不妊治療のステップ

不妊治療のステップは、検査(検査についての詳細な記述は今回は割愛します)→ タイミング法 → 人工授精 → 腹腔鏡検査 → 体外受精・顕微授精の流れです。
不妊治療の一般的な進め方は、妊娠の可能性を広げるためだんだん高度な治療に移ります。
不妊検査をすませたら、いよいよ治療に入ります。検査結果にもよりますが、特に問題がなければ、一般的にはまずはタイミング法にトライします。
タイミング法を6回ほど行なって妊娠しなければ、人工授精に進みます。
これは、精子を子宮に注入して、精子と出会いやすくする方法です。人工授精を6回ほど行なっても妊娠しない場合には、腹腔鏡検査をおすすめします。
治療的な意味もある検査なので、体外受精に進む前に受けておくと、妊娠への近道になるかもしれません。
腹腔鏡検査で異常があり、自然妊娠がむずかしければ、体外受精や顕微授精に進みます。このように治療の段階を徐々に上げていくことを「ステップアップ」といいます。どの治療を何回行うかは、不妊原因や女性の年齢によっても違います。
35才以上であれば、タイミング法と人工授精の回数を少なめにして、早めに高度な治療に進むように言われるのが一般的です。
のんびりすぎると妊娠のチャンスを逃す可能性もありますが、高度な治療ほど時間もお金もかかります。夫婦でよく話し合い、納得したうえで進めましょう。

妊娠しやすい生活

おなかへの血流が滞る冷え性は不妊の大敵です。血行をよくしましょう!
冷え性というのは、体の血流が悪くなっている状態です。
血行が悪くなると、子宮や卵巣に十分な栄養が届かなくなってしまうので、冷えは不妊の大敵というのも、子宮や卵巣は、脳よりも血流を必要とするほど大切な臓器のです。
赤ちゃんを迎えるためには、子宮や卵巣を冷やさないようにして血流アップを心がけましょう。
自宅では寒くないようにこまめに室温調整できますが、外ではそうもいきません。
特にオフィスの冷暖房は調整がむずかしく、冷え性さんにとっては夏の冷房はつらいものです。
バランスのよい食事と適度な運動をしたり、ぬるめのお湯にゆっくりつかる半身浴でたっぷり汗をかいたりして血流アップを心がけましょう!

鍼灸治療のメリット


鍼灸治療を行うことで妊娠に向けた体質改善をすることができますが、実際にどのような効果を期待できるかというと、
・生理不順を整える
・基礎体温を整える
・生理痛を改善させる
・婦人科疾患の改善
・卵子や子宮の質を向上
・冷えを改善させる
などです。
具体的にお伝えしますと、
✅生理不順と基礎体温を整えることでタイミング法をしやすくなり自然妊娠の確率が高まる。
✅生理痛・婦人科疾患を改善させることで子宮の機能維持、着床・妊娠率を高める。
✅冷えを改善することで子宮内環境を整えて流産のリスクを下げる。
✅子宮内環境を整えることで卵子の質や体外受精の成功率を高める。

鍼灸治療は、血流をよくして自律神経のバランスを整えホルモンバランスの調整をします。
そして妊娠・出産へのサポートをさせていただきます。
お悩みの方はぜひ一度ご相談いただくことをおすすめします。

記事/住吉鍼灸院

東京都江東区にある、延べ90万人の施術実績をもつ住吉鍼灸院です。
住吉鍼灸院は妊娠を望んでいるご夫婦、自律神経のバランスに不安を感じている方、お薬を出来るだけ使わず体質改善したい方、身体の痛み歪みが気になる方など、様々な方が来院されています。私たちはその一つ一つの症状に対して、根本的な原因を探しお身体を改善に導きます。
今の症状がなくなった先にあなたが何を思い描いているのか?
それは単純に辛さからの開放かもしれませんが、自然と自分の心身が良くなることでできることの幅が広がり、人間関係がさらに良好になっていき、「本当はコレを求めていた」ということができるようになる、それがあなたの幸せな未来へと繋がれば嬉しいです。

ホームページ https://www.sumiyoshi-shinkyu.com/

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