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料理 2021.02.21

春の山菜をたべよう。この時季だけの贅沢『ふき味噌(ふきのとう味噌)』

寒さの中にあたたかさを感じ始めると芽吹き、春を告げる「ふきのとう」。
美味しくいただくのは「花が開く直前のつぼみ」です。「つぼみ」は暖かい日にはすぐに花開くため、この時期、私は朝起きてお庭にある「ふきのとう」探しをしています。土の中から、ぽこっとでてきた姿がとっても可愛らしく、独特の香りとほろ苦さを持ちそれがたまらない!

きっとそろそろ、スーパーにもでてくる頃です。

私が以前おばあちゃんから教えてもらった「知恵」としては、ふきのとうのような春の山菜や、野草などは、冬に溜めた毒素を出してくれるということ。冬眠から起きてきたクマが初めに「ふきのとう」を食べる。というのも、理にかなっているのかもしれません。

ふきのとうは、王道で天ぷら!も、とっても美味しいですが、今回はごはんにのせてもよし!おつまみにも美味しい!「ふき味噌」のご紹介です。
「春のおとずれ」を感じてみてはいかがでしょうか?

『ふき味噌(ふきのとう味噌)』材料(5名分~6名分)

ふきのとう

80g(8~10個程度)

大さじ1~2(ふきのとうのサイズにより、様子見で)

A味噌

大さじ4程度(味噌の種類により)

Aみりん

大さじ2

A砂糖

小さじ1と1/2

ごま油

小さじ1弱(香りづけ程度)

『ふき味噌(ふきのとう味噌)』下ごしらえ

ふきのとうの緑色が濃くなってくると、苦味も強くなっている証拠です。
様々方法はありますが、基本は沸騰した湯にふきのとうを入れ、さっと茹でた後に、冷水にとります。冷水にいれる時間を長くすると苦味がとれていきます。(30分~2時間くらい)

『ふき味噌(ふきのとう味噌)』作り方

1.調味料Aをあわせ混ぜておく。

2.表皮をとったふきのとうをみじん切りにする。
(変色するのは、ポリフェノールが多いため、空気に触れて黒く変色しますが問題ありません。)

3.2のふきのとうをフライパンに入れ、油で炒める。油は気持ち多めでOK 。ふきのとうがしんなりしてきたら、混ぜた調味料Aを加え炒める。

4.水分がとんできたら、味を見て、自分の好みに調整したら(砂糖の量など)できあがり!

『ふき味噌(ふきのとう味噌)』を美味しく作るポイント

・味噌を変えると味も変わり、楽しいです。色々試してみて自分のお好みを見つけてみて下さい。
・ふきのとうは、栄養素も多いですが、それと同時に人にとっては「害になる」成分も含まれます。そのため、たくさん食べることはオススメできません。

気をつけるポイントは、
アク抜きをする。(下ごしらえの部分です)
大量に食べない。(一度に350g以上食べるのは危険とされています)
根は毒性が強いので、食べないようにしてください。
山菜の間違いに注意(自分で採るときはプロと一緒に)

ふきのとうに限らず、山菜や野草は、このような危険性はあることが多いもの。しかしその栄養素や、冬に溜めてしまった毒を排出するエネルギーたるや、素晴らしいものもあります。

個々の体質にもよる部分もあると思うので、初めて食べる際には、舐める程度にし、様子をみてからが良いと思います。大丈夫な場合も、少し嗜む程度で。

そんなふうに、日本に昔から伝わる春を楽しんでみてはいかがでしょうか?

調理時間:15分(冷水にさらす時間は除く)

レシピ / 調理師 世安 加奈湖

おいしいもの好き・人と一緒のごはんも大好きなフードライター。
普段は、昔からある暮らしの知恵などをベースに、食べたい食事と組み合わせ、身体に優しいごはん作りをしています。暮らしの中に小さな元気のタネをまく「ほっこり暮らし」で半農生活を実践中(instagramで公開中)HP では、イラストを使ったレシピを紹介。

HP:https://www.kana-l.life/
Instagram:https://www.instagram.com/kana_l.life/
Facebook:https://www.facebook.com/Kana_Llife-107726950934598/

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