
暮らしの話 ~からだが喜ぶUTIGOHANをお届け 片山慶子さん~
人によって価値観や人生観などは様々。
色んな人の話を知ることで工夫や新しい価値が生まれてくれたら嬉しいです。
今回は片山慶子さんの話
1983年生まれの32歳、静岡県出身の神奈川県在住。「食」をテーマにした仕事をしながら、家事と子育てをこなす。でも追われている感じはなく、自分の感性を大切にしてゆったり心地よい暮らしを実践している片山さん。ケータリング、ウェディングプチギフトの製作、デザイン、料理研究活動を始めて1年、今後は料理教室やワークショップを展開予定。
そんな片山さんの暮らしの話しとは
神奈川県藤沢市在住。街が大きく、自然(山も海も)があり、空が広いところが気に入っています。
以前は都内で暮らしていましたが、その時には得られなかった心のゆとりを感じながら過ごしています。
環境がゆったりしていると、自然と心にゆとりを感じられる気がします。
都会と比較すると不便に感じることもありますが、少し不便なくらいが性に合っているようです(笑)
【日々の暮らしで大切にしていること】
自分が心地よいと感じるものはすべて取り入れてみることにしています。
いろいろな物事において、ジャンルや型に捉われず肯定的に受け止めること。その中で自分らしく咀嚼して実践していくように心がけています。そして、「これが好き」という自分の感性のままに取り入れるようにしています。
生活の中で大切にしているのは「家族」との時間。30年間生きてきて、初めて育児という事柄が生活の中に登場し、不安やストレスや制限はあるけれど、同時に何ごとにも代えがたい存在と自分の存在の意味を確認することが出来ています。家族・家庭という軸を中心に、できることをできる範囲でしていきたいと思っています。
【やりたいこと・家庭を両立するコツ】
私の場合、「食」をテーマに仕事をしているので生活の延長のようなもの。日々の生活の中から仕事のヒントが得られたりします。
育児をしながら仕事をするのは大変だ、というのが社会的な意見なのかもしれないけれど、私から言わせてみれば、育児だけをしている専業主婦のほうがよっぽど立派で素晴らしいと思う。子供と1対1で四六時中向き合っていることは、ものすごく大変で労力のいることだから。好きなこと、やりたいことを仕事にしているから「あの仕事をやらなければいけない」と感じたらおわりだと思っています。仕事だからもちろん期日やタスクはあるのだけど、その仕事に対して自分自身がどう感じているかが大切だと思います。
仕事をしたいから、自分の時間が持てるように、子供がぐずらないように、育児も精一杯向き合っているつもりです。
【働くママの悩み】
子供が体調を崩した時に、頼れるのが自分しかいないこと。
お互いの両親が遠方のため、ある意味自分が犠牲となるしかない。そんなときには割り切って、自分もゆっくりして看病に徹します(笑)あとはやっぱり自分の時間が取れないこと。
子供を寝かしつけた後に仕事をしたり、優先順位を常に考えていかに家事を時短できるか工夫しています。帰宅後は分刻みで、無駄のないように動くことを心がけています。
仕事に関しては、新しい仕事を開拓しようと考え模索して、なかなかうまくいかなかったとき。
だけど、結果的に自分一人で動くより、周りの人たちが助けてくれたりヒントを運んできてくれました。
【私の息抜き法&ストレス発散法】
集中して家事をすること。(料理、庭いじり、掃除)
子供に話しかけられると止まってしまうので、パパと遊んでいる間に無心になって出来ることが、私の息抜き時間です。
【私が幸せ!!と思う瞬間】
周りにいる人たちが笑っている時。
【女性の働く環境について思うこと】
私も働くママのひとり。ママ達がどのように日々生活をし、育児をして過ごしているのか気になりますね。そして参考にしていきたいです。
<プロフィール>
keico 片山慶子
フードコーディネーター
管理栄養士
食のマーケティング会社でオリジナル瓶詰食品の開発を担当し、自社の外食店舗のメニュー開発、衛生管理や原価管理、販促物制作などに携わる。その後は保育園栄養士として勤務し、離乳食の献立作成や園児への食育活動に力を入れる。
現在は、乳幼児向けの栄養指導や妊産婦向けの講師を務める傍ら、ケータリングやプチギフトの制作、自宅での料理教室など フードコーディネーターとして活動中。
肩ひじ張らない あたたかみのある自然体な食ライフスタイルを提案している。
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