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食のコト 2021.03.03

「一人の人と添い遂げられるように」の願いを込めて。はまぐりを自宅で味わおう

3月3日はひなまつり、そこで食べる行事食の1つが「はまぐりのお吸い物」。ひなまつりが近づくと、店頭で連日はまぐりを見かけるようになりますね。今回はそんなひなまつりに欠かせない「はまぐり」の下処理方法をご紹介します。

ひなまつりに「はまぐりのお吸い物」を食べる理由


ひなまつりの行事食の1つが「はまぐりのお吸い物」。はまぐりの貝は対になっている貝殻でないとピッタリと合わず、他の貝で合わせようとすると隙間ができてしまいます。このことから仲の良い夫婦の象徴とされ、「一生一人の人と添い遂げられるように」という願いが込められ、ひなまつりの日に食べられています。

はまぐりの旬と選び方

はまぐりは5月~6月に産卵期に入ります。その前の時期が身にたくさんの栄養を蓄え、うま味成分も増えているため、2月~4月が美味しい時期、「旬」と言われています。

はまぐりは貝ですので、生きているものを手に入れることが大切です。殻の表面にはっきりとした光沢があり、貝同士をぶつけたときに高く澄んだ音がするものが生きていて、かつ新鮮と言われています。ただ、スーパーなどで購入する場合は前述のように見極めるのはなかなか難しいですよね。そのような場合、貝の口が少し空いていてちょっと触るだけでパッと口を閉めるものや、固く貝殻が閉じているものを選ぶようにしましょう。

はまぐりの下処理方法

はまぐりには「砂抜き」と「塩抜き」の2つの下処理が必要になります。

はまぐりの砂抜き方法

3%程度の塩水を作り、平たい容器にはまぐりを平らに並べ、少しはまぐりの顔が出る程度の水位の塩水に5時間以上浸します。これだけではまぐりの砂抜きは完了です。

はまぐりが重なっていると、下敷きになっているはまぐりがうまく砂抜きできないので、重ならないように注意しましょう。また、新聞紙やアルミホイルなどを上から被せてはまぐりにとって暗い状況を作ることで砂抜きを促進することができます。

はまぐりの塩抜き方法

砂抜き処理が終わったはまぐりは塩分を多く含んでるため、塩抜きが必要になります。「塩抜き処理」と言っても水や塩水を入れていない状態でただ置いておくだけで完了します。この段階でも新聞紙やアルミホイルなどを上から被せて暗くしておくのがおススメです。

今年は新鮮なはまぐりを手に入れて、ひなまつりに自宅で美味しいはまぐりをいただきましょう。

レシピ/菅 智香

育児料理アドバイザー。食育インストラクター、AGEフードコーディネーター。
一般企業退職後、結婚、出産を経て、改めて食の大切さを感じ、食育インストラクターの資格を取得。
SNSを中心に、子供と一緒に作る料理、子供に食べさせたい料理を提案、百貨店などにて登壇中。

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