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食のコト 2021.05.17

「水に浸さない下処理」で新玉ねぎを「生」でたっぷり食べよう!

新玉ねぎの季節がやってきましたね。新玉ねぎはそのみずみずしさから、生でも美味しく食べることができます。とはいっても、モノによっては新玉ねぎなのに辛くて、そのままでは食べづらい……という時ありませんか。今回はそんな時に辛味をやわらげつつ、栄養も残すことができる、簡単な下処理方法をご紹介します。国産の新玉ねぎを味わうことができるのは今だけ!生で美味しく食べつつ、栄養もたっぷりいただきましょう。

普通の玉ねぎと新玉ねぎの違い


通常の玉ねぎと新たまねぎは、実は同じ「玉ねぎ」ですが、収穫後の処理に違いがあります。通常の玉ねぎの場合は、日持ちをよくするために収穫した後、1ヶ月程度乾燥させています。それに対し、新玉ねぎは収穫度すぐに出荷されます。そのため、新玉ねぎは皮が薄く、また水分が多いので柔らかい、という特徴があります。

新玉ねぎの栄養

玉ねぎも新玉ねぎも、含まれている栄養分に大きな差はありません。「玉ねぎといえば血液サラサラ!」とイメージする方が少なくないかと思いますが、これは生で食べた場合に期待できる効果です。
血液サラサラ効果の期待ができる「硫化アリル」という成分は、加熱すると別の成分に変化してしまい、血液サラサラ効果は失われます。ですので、血液サラサラ効果を期待する場合は、加熱せず、生で食べるようにしましょう。
「玉ねぎを生で食べる」というのは辛味が強く辛いものですが、新玉ねぎであれば普通の玉ねぎに比べて甘みが強いので、生でも食べやすいかと思います。しかし「新玉ねぎでも辛い!」という場合は、加熱せずに辛味を和らげる方法がありますので、後ほどご紹介いたします。

新玉ねぎの保管方法


新玉ねぎと普通の玉ねぎは適した保存方法が異なります。「玉ねぎは常温保存が良い」とされていますが、これは普通の玉ねぎの場合です。新玉ねぎは水分量が多いため、常温保存には適していません。ポリ袋などに入れて、野菜室で保管するようにし、2~3日以内に食べきるようにしましょう。

水にさらさず、新玉ねぎの辛味を軽減する方法

新玉ねぎは普通の玉ねぎに比べて甘みが強く、生でも食べやすくなっています。しかし、実際食べてみると辛すぎて「生ではちょっと……」ということもありますよね。水につけることで辛味を抑えることはできますが、辛味と同時に血液サラサラ効果を期待できる「硫化アリル」や他の栄養も失ってしまいます。
そこで、今回は水にさらさずに新玉ねぎの辛味を抑える方法を2つご紹介します。

空気にさらす

薄切りやみじん切りにした状態で10分程度置いておきましょう。こうすると、辛味のもとの成分が空気中に蒸発し、辛味が軽減されます。

繊維をたつように切る

玉ねぎの繊維に対し、垂直に切るようにしましょう。こうすると玉ねぎの繊維が断ち切られるため、空気に触れる面積が増え、辛味が和らぎます。

生でも食べやすい新玉ねぎ。美味しく食べつつ栄養もしっかり摂ることができるよう、水にさらさない下処理を覚え、今年は加熱せずに「生」でたっぷりいただきましょう。

レシピ/菅 智香

育児料理アドバイザー。食育インストラクター、AGEフードコーディネーター。
一般企業退職後、結婚、出産を経て、改めて食の大切さを感じ、食育インストラクターの資格を取得。
SNSを中心に、子供と一緒に作る料理、子供に食べさせたい料理を提案、百貨店などにて登壇中。

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