
季節の仕込みゴト『まるごときゅうり』
目次
蒸し蒸しと感じる梅雨空。
もうまもなく迎える夏に重宝する夏野菜キュウリの1本漬けです。
以前にご紹介した『塩きゅうり』とは違い、あらかじめ味のついた調味液に漬け込んで仕込みます。
1本丸ごと漬けたらボリュームも満点!今回は容器サイズに合わせて半分に切っています。
ちょっと汗ばむ日があったら、冷蔵庫に作り置きしてささっと出したら喜ばれそう。
『まるごときゅうり』のきゅうりの働き
1.水分補給
暑い夏には発汗量が増えるため、こまめな水分補給がとっても大切。
きゅうりには90%以上の水分が含まれるため、食べるだけで水分補給ができます。また今回のように塩気と一緒に食べることで発汗で失われるミネラル分も補給でき熱中症対策にも◎。
2.消化や減量効果にも期待
きゅうりは栄養がないなどと言われがちですがそんなことはありません。
低カロリーのキュウリはダイエットに最適な食材。歯ごたえある食感から生まれる咀嚼数によって、消化効果を高め、さらには便秘改善効果も期待できます。
食べ過ぎ防止、満腹感向上のために、まずはきゅうりから食べるのもダイエット法のひとつです。
また、キュウリに含まれる「ホスホリパーゼ」という脂肪分解酵素が名前の通り脂肪を分解してくれるはたらきがあります。
3.髪や爪にツヤを
キュウリには、健康な肌や髪の生成に必要とされるコラーゲンをつくるミネラル「シリカ」が多く含まれています。髪や爪に光沢をもたらし、また強くもしてくれるのだそう。さらには発毛効果まで期待できます。
『まるごときゅうり』の材料
きゅうり
3本
<調味液>
水
200ml
塩
小さじ1.5
だしの素(顆粒)
小さじ1
にんにく
1/4片
砂糖
大さじ1
『まるごときゅうり』の作り方
1. きゅうりはピーラーで縦に数カ所模様をつける。にんにくは皮をむいて薄くスライスする
2. 容器の大きさに合わせて切る(または厚手の保存袋に入れる)
4.蓋をして(保存袋に入れる場合は空気を抜いて)冷蔵庫で一晩浸ける
『まるごときゅうり』のポイント
容器に入れたら、塩は上からかけるようにすることで浸かりやすくなります。保存袋を使う場合は、全ての材料をいっぺんに入れても結構です。
湘南の自宅にて店舗兼工房「k-meals,」主宰。管理栄養士。
ケータリングや焼菓子ギフトの制作、webメディアや企業様にレシピの提供、店舗でのワークショップなど枠にとらわれず活動中。
肩ひじ張らないあたたかみのある自然体な食ライフスタイルを提案している。
現在3児の母。
k-meals,ホームページ
オンラインショップ
Instagram
コメント