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食のコト 2021.06.09

簡単節約レシピの味方!もやしの上手な保存方法とは?

もやしは、大量生産が容易で食材の中でも安い価格で販売されています。そのため、家計にも優しい食材として重宝されています。また、シャキシャキとした独特な食感があり、実は摂取できる栄養素バランスが優れた食材でもあります。この記事では、日本の食卓では欠かせないもやしの上手な保存方法について紹介します。

もやしの栄養素


1年中大量生産され安価な価格で気軽に手に入るもやしですが、様々な料理にアレンジしたり、カロリーが低いため料理のかさ増しに使用して、ダイエット料理にするなど万能性に富んだ食材です。そんな食材として万能性を誇るもやしですが、栄養面を見るとカロリーが低いというだけではなく実は豊富な栄養素を含んでいる食材です。

もやしにはいくつかの種類があり、それぞれに含まれている栄養素は異なりますが、ここでは家庭で一番多く消費されている緑豆もやしの栄養素について紹介します。

もやしはほとんどが水分でできていますが、水溶性と不溶性の食物繊維が含まれていて、腸内環境を整えて便通を良くする効果があります。そのため、低カロリーでありながら腸内環境を整えてくれるためダイエット料理にもピッタリなことからダイエット食材として人気です。

また食物繊維には、血液中のコレステロールを排出して血糖値を抑えてくれる働きがあります。日本人は、食物繊維の摂取が足りていないというデータがあるため、もやしを使用した料理は効率の良い摂取方法といえます。

他にビタミンCも含まれていて、ビタミンCはコラーゲンの合成や鉄分の吸収をサポートしてくれる働きがあり美肌や貧血予防促進に大きな役割を果たします。

さらには、ビタミンB群やアスパラギン酸・葉酸・ミネラルなど多くの栄養素がバランス良く含まれていて、もやし単体で食べるよりも他の食材と一緒に摂取することにより摂取できる栄養素を底上げしてくれます。

これらのことを含めてもやしは、摂取する栄養素を効率良く底上げしてくれる食材として優れているといえます。

もやしの種類


一言でもやしといっても、もやしには大きく分けて緑豆もやし・黒豆もやし・大豆もやしの3つの種類があります。ここでは、3種類のもやしについて紹介します。

まず、現在日本で多くのシェアを占めているのが緑豆もやしです。緑豆もやしの日本でのシェアは、9割と圧倒的です。種子の生産国は、中国やミャンマーが多くを占めています。緑豆もやしは軸が太めでクセのない味が特徴的で、炒め物や汁物に適しています。

黒豆もやしは、小豆に使われる黒豆よりも小さい品種を使用していて、種子がミャンマーやタイで生産されているもやしです。現在日本でのシェアは緑豆もやしがほとんどですが、黒豆もやしは昔から日本で親しまれてきたもやしで安定した人気があります。細目で甘味がありながらもしっかりとした食感が特徴的で、炒め物やおひたしなどに使用されることが多いです。

3つ目の大豆もやしは、豆が付いたままで食べることが多いもやしです。種子生産国は、アメリカやカナダになります。味が独特で加熱に時間がかかりますがしっかりとした食感が特徴的です。炒め物などに使用されることもありますが、スープや韓国料理の「ナムル」などに使用されます。

もやしの選び方

スーパーなどで手軽に購入できるもやしですが、大量生産されて多く流通している以上もやしの鮮度にも多少の差があります。また、もやしはあまり日持ちがしないデリケートな食材なので、野菜を選ぶ時のようにより鮮度の良いもやしを見極めて購入しましょう。

日本で一番流通している「緑豆もやし」を基準に説明すると、もやしの選び方は、茎が太く短めなものほど甘味があり、ツヤやハリがある物ほど新鮮で美味しいです。逆に細く長かったり、袋の中が水分が出ていてしなっているもやしは、鮮度が古い可能性が高まります。

また、茎の長さや太さに加えて色についてもチェックすべきポイントです。新鮮なもやしほど、茎の色が白っぽくなっていて透明感があります。これが鮮度が落ちてくると茶色っぽい褐色になってくるのでチェックしておきましょう。

茎の長さや太さ、色を確認したらもやしの入った袋を手にとって固さを確認しましょう。固いほど新鮮でシャキシャキしたもやしで、柔らかいほど鮮度が落ちている可能性が高いので避けましょう。

もやしの下ごしらえ

もやしは、他の野菜などと違い皮を剥いたりすることもなく袋から出すだけで、そのまま使用することができます。もやしが袋詰めされる前に、綺麗な水で洗浄されてから袋詰めされるからです。しかし、袋から取り出してそのまま使用することができるのですが、実はもやしは下ごしらえをした方がいい食材です。

その理由は、下ごしらえすることによって料理の味が大きく違ってくるからです。下ごしらえの方法は、ボールに水を溜めてもやしを水につけ一本一本ヒゲ根を取り除くことです。単純作業で難しくはないのですが、手間がかかる作業です。

そのため、もやしの下ごしらえをしない人が多いですが、下ごしらえをしてヒゲ根を取り除くことにより、見た目の綺麗さだけでなく、もやしの臭みが消え食感がよくなります。下ごしらえは手間がかかる作業ですが、手間をかけるだけの価値がありますので、下ごしらえをしたことがない人は是非下ごしらえをして、いつものもやしと比べてみてください。

もやしの正しい保存方法

スーパーなどで安く買うことができ家計に優しいもやしですが、基本的にあまり日持ちがしないデリケートな食材でもあります。しかし、保存方法を工夫することで、もやしのおいしさを長く保つこともできます。

美味しさを保つことが出来れば、特売日にまとめ買いして保存しておくことも可能になります。ここでは、鮮度を長く保つためのもやしの正しい保存方法について紹介します。

もやしを冷蔵保存するコツ

もやしは、スーパーなどでも冷蔵機能が効いた場所に置いてあり、家に帰ってから冷蔵庫に入れて保存することが多いのではないでしょうか?もやしを冷蔵庫で保存する方法は、一番ポピュラーな方法と言えますが、もう一工夫することで美味しさや食感を長持ちさせることが出来ます。

その一工夫とは、水を張った容器にもやしを浸して保存することです。もやしは元々水の中で発芽するため、もやし本来の状態を保てる方法といえます。また、保存容器の中の水は毎日取り替える必要があるので注意しましょう。紹介した冷蔵保存方法で、3日~1週間くらいの日持ちが可能になります。

もやしを冷凍保存するコツ


もやしを冷凍保存することで、冷蔵保存するよりも長く期間保存が可能になり、2週間~1か月ほど保存することができます。しかし、冷凍した場合は、中の水分が抜けているためシャキシャキとした食感は冷凍保存前より劣ります。

それでも、冷凍保存したもやしは、水分が抜けていることから味が染み込みやすくなっているため、汁物や炒め物などの加熱する料理との相性が抜群です。

冷凍保存の方法は、買ってきたもやしを袋のまま冷凍庫に入れる人も多いのですが、袋から出して水で洗って水気を切って冷凍することで、美味しさを保つことが出来ます。水気を切ったもやしは、冷凍用の密閉保存袋に入れてしっかり空気を抜いてから冷凍庫に入れるようにしましょう。

緑豆もやしや黒豆もやしの場合におすすめの冷凍保存方法として、一度もやしを茹でてザルで冷やして水気をよく切ってから保存容器に入れて冷凍する方法もあります。

もやしは常温保存できる?

もやしは、スーパーなどでは冷蔵状態陳列されています。それは、もやしは95%が水分でできていて傷みやすいデリケートな食材だからです。そのため、もやしは常温での保存には向いていない食材であり常温保存はできません。

また、気温が低い冬でも常温保存することはできません。冬の場合は、購入した当日中は日持ちすると言われますが、もやしは温度だけでなく熱気や冷気、湿度の変化にも弱いためです。もやしを購入して家に帰ったら速やかに冷蔵保存か冷凍保存をしましょう。

もやしはどのくらい日持ちするのか

もやしは、保存方法で日持ちする日数が大きく違ってきます。一番日持ちするのが冷凍保存した場合で、最長で1か月ほど保存することが可能です。容器の中で水に浸す冷蔵保存の場合は、1週間位までの日持ちさせることができますが、買ってきて袋のままの冷蔵保存する場合は、2日ほどしか日持ちしません。

基本的に手間が掛かる保存方法ほど日持ちします。なお常温保存してしまった場合は、2~3時間ほどしか持たない上、品質が大幅に劣化する可能性が高いですので、常温で保存するのはやめましょう。

もやしのおすすめ調理方法


もやしは、低カロリーで食物繊維が豊富なことからダイエット中の方にも人気の食材です。そんなもやしですが、幅広い調理方法があります。様々な食材と相性が良いもやしですが、脇役的な立ち位置のイメージもありますが、メインの料理でかさ増しに使用されていることも多いです。

ただし、もやしは生で食べることを前提とされていない食材なので、加熱調理する必要があります。ここでは、もやしのおすすめの加熱調理方法について紹介します。

茹でる

もやしを調理する上で一番使用されることが多いのが、「茹でる」調理方法です。そのまま、茹でても美味しく食べることが出来ますが、茹でる前に水に浸してヒゲ根を取るなどの下ごしらえをすることで、もやしの臭みが消えてシャキシャキとした食感がよくなります。

美味しいもやしの茹で方は、もやし1袋に対して2リットルのお湯を沸騰させ、塩を少々と酢を小さじ1杯を入れて30秒から1分間茹でます。茹で上がったらザルなどに移して水気を切ってそのまま冷まします。

なお、茹でたもやしを冷やす際に、冷水で冷やしてしまうと水っぽくなってしまうので冷水で冷やすことは避けましょう。

炒める

もやしは、炒め物で利用されることも多い食材です。肉や野菜などを炒める時にかさ増しで炒めることも多いですが、もやしだけを炒める「もやし炒め」もシンプルな味わいで美味しいです。しかし、もやしを炒める時に油の量や加熱時間を間違えると味が染み込まなかったり、シャキシャキとした食感がなくなったりするので注意が必要です。

炒める際の注意点として、もやし1袋で使用する油は小さじ一杯分で炒める時間は1分以内です。もやしは火の通りがいいので、少し生っぽい位で取り出しましょう。余熱でちょうどよくなります。なお、ちょうどいい炒め具合だと余熱で炒めすぎになってしまうので注意しましょう。

煮る

もやしを使用した煮物料理も多いですが、もやしをメインとした「もやしの煮びたし」は上品な一品として来客にも喜ばれる料理です。もやしを煮る時には、ヒゲ根を取り除く下ごしらえをしておくことで見た目だけでなく、もやしの臭みも消えてもやし本来のシャキシャキとした食感がしっかり残ります。

また、もやしは火が通りやすく火を通し過ぎると食感が損なわれてしまうので、煮る時間は1分~2分程度が目安となります。そのため、煮物にもやしを入れる場合は、仕上がり直前に入れるようにしましょう。

電子レンジ調理する

もやしを加熱調理する際には、電子レンジで加熱調理する方法もあり、他の加熱調理方法よりも手軽なのでおすすめの加熱方法です。

もやしは、火が通りやすい食材で少し目を離すと茹ですぎたりすることもよくありますが、電子レンジで調理する場合は、調理時間を設定して加熱できるため、料理慣れしていない人にも手軽に加熱調理することができます。

電子レンジでの加熱手順は、袋から出して水洗いした後に、しっかり水切りしたもやしを耐熱容器に入れてラップをかけます。500Wで2分程加熱すれば完了です。わざわざお湯を沸かす必要もなく袋ごとに加熱できるためおすすめです。

もやしのアレンジレシピ(ケノコト既存レシピから5つ)

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まとめ

もやしは、価格が安く家計に優しく含まれる栄養素もバランスがよく、多くの食材との相性が抜群で様々な料理で活躍しています。そんなもやしは日持ちしない弱点がありますが、適した保存方法で保存することで、美味しさを日持ちさせることができます。特売などもやしを多めに購入した時には、是非もやしに適した保存方法をお試し下さい。

執筆 / ケノコト編集部

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