
はじめてのナチュラルフード『自分をつくる』
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残暑も厳しい日々でしたが、朝夕の空気は秋の足音が近づいてきていることを感じさせます。
夏バテを引きずり、このご時世の中、自宅で過ごすことが多くなったため運動不足も相まって体調を崩し気味な方も多いかもしれません。
私も夏バテを引きづっているような感じがしていますが、のこり4カ月ほどの今年の終わりを見据えて、焦らずにでも確実に身体や心を整える為に生活の見直しを本格的に始めました。
日々のやることや忙しさに追われ、忘れがちになってしまうこと、見過ごしてしまうことが多いのですが、少し意識的に立ち止まって考えてみる。
確実にやってくる衰えにしっかりと向き合いながら、「自分をつくる」。
毎日朝から床につくまで、日々やることやるべきことに追われ、子供がいる事でそれはまた増えていく一方。
そんな中で、身体をいたわることを忘れてしまったり、食事が身体を作る土台であるにもかかわらず、ただお腹を膨らますための作業になってしまったり。
ナチュラルフードコーディネーターとして知りえている知識を基に食事には気を使っているのですが、心身の変化にアプローチすべく再度食事を見直すことに。
三食の食事を記録すれば食事のバランスや過不足な栄養素を知ることができるアプリを使い毎日記録をとり始めました。
そうすると、気を使っていたつもりが、毎日の自分の過不足な栄養素の傾向が見えてきたのです。
例えば、私は鉄や亜鉛、ビタミンB1、ビタミンCが日々不測の傾向で、逆に脂質が摂りすぎの傾向にありました。自分ではかなり気を付けていたつもりが。です。
全ての栄養バランスを一から考えて食事を毎日組み立てるのは容易な事ではありませんが、過不足な栄養のポイントがわかれば必要な栄養素、食材が見えてくる。
それを考えて自分のルール(朝は果物を摂る。毎食少量の玄米を食べるなど)を作ることによって習慣化され、それが当たり前になる。
アプリを活用して自身の食事を見直すことによって、大体同じものを口にしている家族の健康を気遣うこともできると思うので、ぜひ続けていきたい「食活」だと思っています。
また、この取り組みによっていかにシンプルな食事が身体に優しく、健康的なのかがよくわかりました。時には何も気にせず食事を楽しむことを大切にしながら、身体に優しく、健康的でバランスの良い、環境も意識するような食生活を実現することが老いや心身の変化に順応、対応していく一つの方法だと思っています。
コラム/ハヤシユウコ
たべること研究家。 上級食育、食育アドバイザー、幼児食インストラクター、ナチュラルフードコーディネーターの資格を保持。 たべることを探求し、大切さを広げる活動を目的に2019年より「たべること、いきること taberuand」をスタートしたばかり。instagramにて日々の食などもupしています。
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