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食のコト 2021.11.23

ジューシーでふっくら!ホッケのおいしい焼き方とは?

ホッケと言えば、身がたくさんついており、ジューシーでふっくらとした身と脂がのった美味しい食卓のイメージを想像してしまうのではないでしょうか。
居酒屋のメニューとしてもよく見かけるため、お酒のつまみとして覚えている人もいるかもしれません。
ホッケは、自宅でも簡単に美味しく調理することができる栄養価の高いすぐれもの。せっかく食べるなら、美味しく焼き上げて食べたいところです。

この記事では、ホッケの特徴や調理器別の美味しい焼き方、保存方法について紹介します。

ホッケの旬は春と秋


一年を通していつでも食べられるホッケですが、旬は春と秋です。
産地として、国産は北海道、外国産ではロシア産が有名ではないでしょうか。
春は、ホッケが餌を食べるために沿岸へ近付いてきたところを水揚げします。成長期の脂がのったふっくらとした身が特徴です。

秋のホッケは、成熟しており産卵前に沿岸へ近付いてきます。抱卵しており、まさに最高潮に脂がのった美味しさが楽しめる状態です。
どちらの季節も脂がのっていて、美味しさがギュッと詰まっているホッケですので甲乙つけがたいものがあります。

水揚げされる地域によっては、冬がおいしいとされる地域もありますので、買う前に水揚げされる地域の旬を調べてみるのもいいかもしれません。

スーパーのホッケには二種類ある

普段は意識していない人が大半だと思いますが、実はホッケには二種類あります。真ホッケとシマホッケです。それぞれの違いと特徴をご紹介します。

真ホッケ

ちょっと小ぶりのサイズです。
脂のノリを楽しむと言うよりは、クセがない上品な脂と味の濃厚さを味わえることが特徴。主に北海道の近海で水揚げされており、北海道の人々にとっては食卓に上がる日常的な魚です。逆に北海道以外には流通量が少な目となる傾向があります。

また真ホッケは本来、回遊していますが海の棚などに居ついて、根魚化するものがいます。根魚化した真ホッケは「根ボッケ」と呼ばれます。ホッケの中でも特に身と脂がたっぷりのった美味しいものとして、漁獲量も少ないため高級品としても扱われています。

シマホッケ

真ホッケとは対照的に、プリッとしたジューシーな身としっかりした脂がのった味が特徴です。名前の通り、体に太い縞模様が入っていることからシマホッケと呼ばれます。
オホーツク海近海で水揚げされており、ロシア産などの輸入ホッケはシマホッケです。
真ホッケとは違った味わいで人気があり、たくさん輸入されています。

ホッケのおいしい焼き方


せっかく手に入れたホッケは、ぜひ美味しく焼いて食べたいところです。
ホッケをおいしく食べるための下準備と、焼き方についてご説明していきます。

焼く前にさっと水洗いする

最初に、ホッケをサッと水で洗います。しっかり洗ってしまうとせっかくの身が崩れてしまいますので、あくまでも軽く洗ったら大丈夫です。
焼く前に水で洗うことで、ホッケに水分を含ませることができます。水分を含ませることが、ふっくらと美味しく焼き上げることにつながるのです。

網やグリルをよく熱してから焼く

焼く前に、網やグリルは充分に熱しておきましょう。
しっかり熱しておくことが、ホッケを美味しく焼き上げるためにとても大切になります。

皮目から先に焼く

皮目から先に焼くことで、崩れず美味しく食べることができます。身から焼いたほうが好みという方もいるため、どちらが正しいと言う答えはありませんが、ホッケに関しては皮目から焼くことをおすすめします。

調理器別ホッケの焼き方

それでは、調理器によって焼き方に違いやコツはあるのでしょうか。順にみていきましょう。

フライパン

自宅にほぼ必ずと言っていいほどあるフライパンを使って焼く方も多いと思います。
フライパンで焼く場合はどうしたらいいのでしょうか。

フライパンとクッキングシート

フライパンにクッキングシートを敷いてから焼く方法です。
焦げ付かず、簡単に表裏をひっくり返せるのが利点だと言えます。フライパンでじかに焼いた場合、焦げ付き防止に油などを塗っていても「やっぱり焦げ付いてくっついてしまった。綺麗にひっくり返せない」と言うことも起こってしまいます。
皮目から焼くため、皮目を下にして焼いていきましょう。中火で4~5分ほど焼いた後、ひっくりかえして身を下にしてさらに4分程度焼いて出来上がりです。

フライパンとアルミホイル

フライパンにアルミホイルで包んだホッケを入れてから焼く方法です。
まず、軽く水で洗ったホッケをアルミホイルでくるみます。その後、フライパンへアルミホイルで包んだホッケを入れたら、水をカップ1杯弱入れてください。

その後、フライパンにフタをして弱火で10分弱蒸し焼きにします。グリルで焼く場合と比べ、ホッケの身がふっくらした焼き上がりになるのが特徴です。フライパンの汚れも少なく済みます。
また、アルミホイルのままお皿に盛り付ければ食べた後の骨などをそのままアルミホイルにくるんで捨てることができ、一石二鳥です。

オーブントースター

オーブントースターで焼く場合は、じっくりホッケに熱が通るので中までしっかり焼けてふっくらするのがいいところです。

まずオーブントースターの天板にアルミホイルを敷いておきます。オーブントースターは充分に熱しておいてください。
オーブントースターのワット数にもよりますが、温度は220~240℃前後になります。
皮目を下にして入れ、12~14分程度焼きます。時々、焼き加減を確認しながら焦げないように気をつけてください。

魚焼きグリル

焼く前に、焦げ付き防止に網目に酢か油を塗っておいてください。事前にグリルを十分に熱しておきます。

両面グリルなら、皮目を上にして中~強火で4~5分ほど焼いたら完成です。
片面グリルの場合は、まず皮目を上にして中~強火で4~5分ほど焼いてください。その後、上下をひっくり返し、中火でさらに4~5分焼けば完成。

どちらのグリルでも焼き時間に差があるだけで、美味しく焼けますので火加減だけ注意しましょう。

炭火

もし、家に七輪があれば炭火で焼くと、驚くほど美味しく焼きあがります。
他にも、キャンプやBBQなど野外で焼く場合にもおすすめです。
炭火のいいところは、日がじっくり通るため
まず、炭に火をつけて充分に熱しておきます。網には焦げ付き防止のため、薄く油か酢を塗っておきましょう。

皮目を下にして、焼き目が付くまで焼き、その後ひっくりかえして身側を焼きます。両面に焼き目が付いたら完成です。

冷凍ホッケのおいしい焼き方


ホッケは、冷凍で購入する機会も多いと思います。「解凍してから焼いたらいいの?それとも冷凍のまま焼いたらいいの?」と迷ってしまうのではないでしょうか。
そこで、美味しい焼き方のチェックポイントをご説明します。

解凍せずに焼く

ホッケを解凍するかどうか迷うと思いますが、解凍せずに焼くと美味しく仕上がります。
もちろん、解凍して焼く方法もありますが冷凍のホッケを上手に解凍するにはコツが必要で、失敗しやすいためおすすめしません。

上手く解凍できなければ、どうなるでしょうか。魚介類には水分が多く含まれており、たんぱく質が変性しやすい性質を持っています。
そのため、ホッケに含まれているたんぱく質も変性してドリップが出てしまいます。生臭さの原因になるだけでなく、旨味と一緒に流れ出てしまうのです。これでは焼いても美味しくありませんね。

冷凍のまま焼けば、ドリップや旨味が流れ出ることもなく美味しさを閉じ込めたまま、簡単に焼くことができます。解凍する時間も省けるため、忙しい方にも時短になって一石二鳥です。

じっくりしっかり火を通す

冷凍のままホッケを焼く場合は、中までじっくりと熱を通すことがおいしく焼き上げるために大切です。
一気に高温で焼いてしまうと、中まで熱が到達せず焼き加減にむらが出てしまいます。火加減としては、中火を目安にしてください。

皮目から焼く場合、あまり皮目ばかり焼いてしまうと火加減のバランスが崩れてしまいますので、皮目と身の焼き時間の割合は3:7くらいが目安になります。

ホッケを冷凍保存する際の注意点

ホッケを冷凍保存する際に注意することは何でしょうか。順番に見ていきましょう。

空気に触れないように密閉する

ホッケを冷凍保存する際は、空気に触れないようラップなどでしっかりと包みましょう。その後、ジップロックに入れてきっちり口を閉じておくと、より美味しい状態で保存することが可能です。

密閉がしっかりできていないとホッケが空気に触れてしまい、乾燥してしまいます。さらに、表面に氷がついてしまって劣化します。せっかく保存してもホッケの美味しさが失われてしまうのです。
保存する際は、すき間ができないように、丁寧にくるんでください。

冷凍したら1ヶ月程度で食べきる

冷凍したホッケは、どれくらい保存がきくのでしょうか。
「冷凍なら長期間保存できるのでは?」と思ってしまいがちですが、1ヶ月を目途に食べきるようにしましょう。

理由は、どんなにしっかり密封して冷凍保存していても、美味しさは時間が経つごとに少しずつ失われていくからです。できるだけ早めに食べきることが大切です。
1ヶ月程度なら、美味しさは大きく失われることはありませんので、計画的に調理しましょう。美味しいうちに食べきってくださいね。

まとめ

以上、ホッケの特徴や調理方法・保存についてご紹介してきました。
ホッケは栄養価も高く、手ごろな値段で手に入るためぜひ自宅でも積極的に食べたい食材です。ぜひ自宅で気軽に食べてみてください。

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