
2016年・申年スタート!病も厄もサルように願いを込めて・・・
病がサル!厄がサル!と何とも縁起がいい今年は申年です。
申年には色んな由来がありサルにまつわるお話しをご紹介します。
そもそも申年の由来とは
十二支の9番目の干支が「申」です。干支の十二支はかつて中国で農業を行う際に暦として使われていた農業用語で、農作物の成長過程を12段階で表す意味を持ち、カレンダーとしての役割を果たしていました。
その十二支が江戸時代に日本に言い伝えられ、一般庶民でも分かりやすいよう十二支に動物が当てはめられ、そこから十二支が広がったと言われています。
申年の申は本来「しん」と読み、「のびる」や「もうす」という意味があります。
申は「雷」の原字であり「稲妻」を表した象形文字で、神の技という意味も持ち合わせています。
実は干支の申は猿とは関係のないものでした!
申には動物の猿が割り当てられることとなりました。
申には病や厄が「去る」と云われもあり縁起の良いものとして神社なので祭られるなどしています。
又、サルとイヌは仲が悪いから鳥が間に入ったという話も言い伝えられていたりと面白い逸話もあります。
そして、元々ははチベット仏教から来た話のようですが、各地で様々な謂れのある「申年に赤い下着を贈ると病が治る」や「申年に贈られた下着を身に着けると元気になる」などの言い伝えが日本各地に伝わっているのだそう。
申年のプレゼントは赤い下着をあげるのも合わせて伝えたい面白い風習ですね。
猿にまつわることわざ、慣用句にはこんなことも
・犬猿の仲/犬と猿
非常に仲が悪いことのたとえです。
・犬猿もただならず
仲が悪いとされる犬と猿より、さらに仲の悪いことをあらわします。
・猿に絵馬
猿が馬の守護神とされていたことから、取り合わせのよいもののたとえです。
・猿知恵
気が利いているようでも、実は浅はかな知恵のこと。まぬけな知恵のコト。
・猿も木から落ちる
木登りの得意な猿でも、時には落ちることがある。その道に優れた人でも、時には失敗することがあるというたとえ。
・猿の尻笑い
自分のことを棚に上げ他人を嘲笑うコトをさします。猿は自分の尻が赤いのがわからず、他の猿の尻を笑うというコトから。
・見ざる聞かざる言わざる
都合の悪いことや余計なことは、見ない、聞かない、言わないほうが良いというコト。
みなさんにとって2016年もサルのように楽しそうに暮らしてもらえたら嬉しいです。
干支や文化などにおいても色々な言い伝えや由来があるのは面白い事ですね。少しお勉強になりました。
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