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食のコト 2021.09.29

フライパンで簡単!ホッケをふっくらさせる焼き方をご紹介!

スーパーなどでも手軽に買える魚のひとつがホッケです。ふっくらしてホクホクとした柔らかい身は、ご飯がすすんでしまいます。ただ、ホッケは焼き方に失敗するとパサパサして美味しくなくなってしまう厄介な魚でもあります。せっかくなら美味しく焼いて食べたいですよね。

この記事では、ホッケの種類や栄養素、美味しい焼き方について紹介します。

ホッケの種類


スーパーなどで販売されているホッケに種類があることをご存知ですか?
シマホッケと真ホッケ、それぞれの違いと特徴を説明します。

シマホッケ

真ホッケとは対照的で、肉厚なプリッとしたジューシーな身にしっかりと脂がのった味濃厚な味が特徴です。その名前の通り、体に太い縞模様が入っていることからシマホッケと呼ばれています。
日本に入ってくるシマホッケの主な漁場はオホーツク海近海で水揚げされており、ロシア産などの輸入品が多くなっています。真ホッケとは違った味わいで人気があり、毎年多くの量が輸入されています。
スーパーなどで見る機会が最も多いでしょう。

真ホッケ

真ホッケは、シマホッケに比べるとちょっと小ぶりのサイズです。
脂ののったジューシーな味を楽しむと言うよりは、クセのない上品な脂と味の濃厚さを味わえることが特徴となります。

主に北海道近海で水揚げされていて、北海道の人々にとってはよく食卓にのぼる日常的な魚だと言えます。逆に北海道以外には流通量が少な目となっていますが、食べることは可能です。

真ホッケは本来、回遊する魚ですが海の棚などに居つき、根魚化するはぐれものがいます。
根魚化した真ホッケは別名「根ボッケ」と呼ばれて高級品として扱われています。ホッケの中でも特に身と脂がたっぷりのった美味しいもので、漁獲量も少ないことから高額で取引されるのです。

根ボッケは、通販などで産地直送として売られていることもありますので、興味のある方は一度調べてみてはいかがでしょうか。

ホッケの栄養素

ホッケにはどんな栄養素が含まれているのかも、気になるところです。そこで、ホッケに含まれる栄養素を調べてみました。

ナイアシンが豊富

ナイアシンは、お酒をよく飲む人はぜひ意識的に摂取したい栄養素だと言えます。
お酒を飲みすぎて吐き気や頭痛をはじめ、顔の赤みなどの酔いで困ったことはありませんか。これらの症状を引き起こすのはアセトアルデヒドが原因です。ナイアシンは、このアセトアルデヒドを分解する働きを助けると言われています。

よく居酒屋でホッケの開きを見かけますが、二日酔い防止という点で見るととても合理的な食べ物です。ぜひお酒を飲むときには一緒に摂取したいところ。

アミノ酸が豊富

ホッケはアミノ酸を豊富に含んでいます。
ロイシンやリジンなどの必須アミノ酸など、体を維持するのに欠かせない大事な成分が多く摂取できる魚です。しかも、ほかの栄養素も豊富で、そこまで高くはないため積極的に摂りたいところ。
子どもから大人まで必須のアミノ酸が効率良く摂取できるホッケは理想的な食材ですよ。

DHAやEPAが豊富

DHAやEPAはサプリメントでも見かけます。
これらの成分は、中性脂肪を減らして血液をサラサラにしたり、血管が詰まって起こる心筋梗塞や動脈硬化・脳卒中を予防したりする効果があると言われています。
血管年齢を若く保つ効果もあるため、血管が詰まりやすい病気を予防すると言うのも納得。

他にも、紫外線のダメージを和らげるなど、他の魚に比べても豊富にこれらの成分を含んでいるため積極的に摂りたいところです。

フライパンでホッケを焼くメリット


では、フライパンでホッケを焼く場合、どんなメリットがあるのでしょうか。さっそく見ていきましょう

煙を少なく抑えられる

七輪などで焼くことができれば美味しく仕上がりますが、準備や煙・後片付けが大変です。しかも一般的な家庭で七輪を使うのはあまり現実的ではありません。
しかし、フライパンならどの家庭にもたいていひとつはあるはず。使い慣れているうえに、後片付けも楽ですので、フライパンで焼くのがおすすめです。

後片付けが楽

フライパンなら、後片付けもとっても楽です。焦げ付きも少なく、洗いやすいだけでなく手軽に使えるのが何よりの魅力だと言えそうです。

フライパンの選び方

では、どんなフライパンを選べばいいでしょうか。サイズや素材について説明します。

大きさ

大きさは、ホッケが入る大き目のものを選びましょう。
ホッケがはみ出るサイズだと、全体に火が通らず焼きムラがでてしまいます。直径が24センチ以上であれば、ホッケ以外にも魚を丸ごと焼くときに使えますし料理のレパートリーも広がってお得です。

素材

鉄など、色々ありますが一番使いやすいのはテフロン加工のものでしょう。
焦げ付きも少なく、火が通りやすい上に安価で手に入ります。ホームセンターや大型スーパーなどでも売っており、買いやすいのも魅力です。
ただし、百円均一などで売っているような安価なものは使い捨てに近くなってしまうのでおすすめできません。おおきめのお店で買うようにしてください。

フライパンでホッケを焼くときに準備するもの

それでは、ホッケを焼くときにフライパン以外に必要なものはあるのでしょうか。

まず、フライパンのサイズと合う蓋です。煙が漏れないようにするため、そして何より蒸し焼きにするときに熱の伝わり方を良くするためです。
蓋がなくても焼けますが、あるのとないのとでは仕上がりが格段に変わってきますのでぜひこの機会に蓋も手に入れておきましょう。ほかの料理でも日常使いできるためあると便利ですよ。

クッキングシートまたはアルミホイル

焦げ付きを防ぐためです。フライパンに直に投入して焼くことはできますが、ひっくりかえす時にフライパンにくっついてしまい、うまく裏返せずに身が崩れてしまうのを防ぐ意味合いもあります。

それだけホッケは崩れやすく、フライパンにもくっつきやすいのでクッキングシートかアルミホイルは必ず準備しましょう。後片付けも格段に楽になります。

フライパンを使ったおいしいホッケの焼き方


では、準備ができたらいよいよフライパンでホッケを焼いていきましょう。

焼く前にホッケを洗う

最初に、ホッケをサッと水で洗いましょう。しっかり洗ってしまうとせっかくのホッケの身が崩れてしまいますので、あくまでも軽く洗うのがポイントです。焼く前に軽く水で洗うことで、ホッケに水分を含ませることができます。
この水分を含ませる過程こそが、ふっくらと美味しく焼き上げることにつながるのです。

クッキングシートを敷いて火にかける

まずは皮目から焼くため、皮目を下にして焼いていきましょう。中火で4~5分ほど焼いてください。
ただし、火力によっても若干の時間がかわるため確認しながら焼きましょう。

皮に焼き目がついたら裏返す

皮目に焼き目が付いたら、慎重にひっくりかえして身を下にしてさらに4分程度焼いていきます。

蓋をして蒸し焼きにする

最後に、蓋をして弱火で蒸し焼きにします。火力が強いと焦げてしまいます。注意してください。
蓋をすることで水分が蒸発せず、ふっくらと焼き上げることができます。

冷凍したホッケはそのまま焼く

冷凍したホッケは解凍せず、そのまま焼きます。解凍することで乾燥してしまい、身がパサパサに仕上がってしまい美味しくなくなってしまいます。
他にも、溶けてしまうと美味しさが流れ出てしまいますので冷凍したまま焼くのがベストなのです。

フライパンを使った冷凍ホッケの焼き方

では冷凍ホッケをフライパンで焼く方法について説明します。

クッキングシートを敷き弱火で焼く

クッキングシートを敷き、弱火で焼いていきます。皮目を下にして焼くのではなく、最初は身を下にして焼いていきます。これは、冷凍ではない場合と逆ですので気をつけましょう。
火力にも注意が必要です。いきなり中火などで焼いてしまうと、水分が流れ出てしまい身がパサパサになってまずくなってしまいます。ゆっくりと火を通すイメージで焼きましょう。

身に焼き目がついたら裏返す

身に焼き目が付いたことを確認したら、ゆっくりとひっくり返し皮目を下にします。
この時、身が崩れないように気をつけることと、火力は引き続き弱火を維持することがポイントになります。
クッキングシートを敷いているため、ひっくりかえすのも難しくないと思いますが慎重に行いましょう。

蓋をして蒸し焼きにする

最後に、蓋をして弱火で蒸し焼きにします。火力が強いと焦げてしまいます。注意してください。
蓋をすることで水分が蒸発せず、ふっくらと焼き上げることができます。

まとめ

以上、ホッケの種類からフライパンで上手に焼く方法まで紹介してきました。栄養価が高くて手に入りやすいからこそ、美味しく調理できれば食卓を彩ることができます。今回はホッケを紹介しましたが、ぜひホッケだけではなく、魚を積極的に食卓に取り入れてみてください。慣れたら焼くのはとても簡単です。
ふっくら焼けたホッケの味は格別。きっと大切な人も笑顔で食べてくれると思います。

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