
粕床アレンジレシピ3『粕漬けの鶏のから揚げ』
目次
今月は、酒粕をつかった粕床をご紹介しています。粕床の作り方は、今月1回目をご参照ください。
手軽でおいしく便利!『粕床作り』
今回は、粕床に漬けた鶏もも肉をから揚げに。粕床から出したら、粉をまぶして揚げるだけ。粕床パワーで、柔らかく、うまみたっぷりジューシーな仕上がりです。冷めてもおいしいので、お弁当にもオススメです!
『粕漬けの鶏のから揚げ』材料(2人分)
粕床
約250g
鶏モモ肉
1枚 約320g
塩
4.5g(肉の重量の約1.5%)
『粕漬けの鶏のから揚げ』作り方
1. 鶏モモ肉は筋をとり、塩をまぶして15分程度おき、出てきた水分をペーパーでふき取り(洗わない)、大き目の一口大に切る。
2.(魚・肉)用の粕床に鶏もも肉を入れて、粕で包み、冷蔵庫で24時間~48時間おいておく。
3.食べる際には、粕をぬぐって袋に戻し(洗わない)、片栗粉大さじ2+薄力粉大さじ1~2(分量外)を混ぜ合わせたものをしっかりまぶして余分な粉をはたいたあと、5分ほどそのままおいてなじませる。
4.120~130度程度に温めた揚げ油(分量外)で中まで火を通して網の上にとりだし、170~180度に上げた油でさっと二度揚げする。または、150度程度の油で時々転がしながら、ゆっくり水分を飛ばしながら1度揚げする。
『粕漬けの鶏のから揚げ』を美味しく作るポイント
粕床は、水気をしっかり切ってから漬けることがポイントです。
粕が鶏モモ肉にある程度ついたままなので、しっかりと衣をつけて焦げにくいようにします。
粕につけた状態で冷凍保存できます。冷蔵庫で自然解凍してから、調理してください。
【調理時間】約15分
※漬け込む時間を含まない。
※衣(粉)をなじませる時間を含まない。
inizio料理教室主宰。(HPはこちら)
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調理師、発酵食健康アドバイザー、酒粕・糀マイスター、有機美容発酵食品マイスター、酒粕美容健康アドバイザー、シニアフードアドバイザー、オーガニックベーシスト
大学院修了後、調理師専門学校、フレンチと和食の厨房勤務を経て、料理教室を主宰。理論と現場ならではの知識、コツ、技術を学んでいただき、一生モノの知識と技術の習得を目指します。各種企業等とのコラボレッスン、レシピ提供を行っています。丁寧に学びたい基本の料理や、毎日使えるお手軽レシピとメリハリをつけた、心と体が喜ぶ献立作り。地中海式食事法×発酵×スパイスハーブ でサビない体作りを目指す料理教室、tu.du.ku.も2019年より主宰。現在11歳男の子の母。
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