
応援してみませんか? 〜痴漢抑止バッチで社会が良くなるための活動を〜
女性の味方になるために、こんな活動をしている方達がいます。
みなさんの中にも、もしかしたら過去に嫌な思いや経験をされた方がいるかもしれません。
ケノコトの読者のみなさんにも興味をもって頂ければと思い、記事にしてみました。
駅には「痴漢にあったら、勇気を出して、声だして」といったポスターが貼られています
痴漢被害にあったら毅然とした態度を示すのが一番です。
だけど、私達は痴漢にあって犯人を捕まえたいとか、思っていません。
そもそも痴漢にはあいたくないですし「ノー・サンキュー!」と言いたいのです。
痴漢被害から身を守った女子高校生がいます。
彼女は、高校に入学して以来、毎日のように痴漢被害にあっていました。防犯グッズや車両変更、乗車位置の工夫など対策をしたけれど、効果はなし。女性専用車両が設置されていない下校時間の痴漢被害が防げなかったそうです。
そこで、彼女はあるものを母親と一緒に考案しました。
彼女が作ったのは、「痴漢は犯罪です!」「私は泣き寝入りしません」と大きく印刷し、バッジでカバンにつけられるようにしたハガキ大のカードです。彼女は、このカードをカバンのストラップにつけ、背後に立った人に見えるようにして電車に乗車しました。
すると、痴漢被害がパッタリと止んだのです。
私は、彼女のアイデアに驚きました。
このカードは、痴漢被害者を減らすだけではなく、犯罪者も減らすのです。
その上、多くの男性が「いつ自分の身に降りかかるのか?」と不安を感じている痴漢冤罪被害を起こす心配もありません。
誰も傷つけず、誰も責めずに痴漢加害者を自分から遠ざける。
彼女の知恵と、自分の意思を静かに宣言する勇気に感動しました。
「これを必要としている人は、きっと大勢いる!」
私は、直感的にそう思いました。
そして、彼女の母親と一緒に「Stop痴漢バッジプロジェクト」を立ち上げました。
手作りカードを缶バッジにして、手軽につけられるように改良して普及しようと考えたのです。
私達は、今、痴漢抑止バッジを製造するための資金をクラウドファンディングで調達中です。バッジのデザインをクラウドソーシングで公募したところ、441案が集まりました。この中から5作品を選んで、製品化します。
2016年3月にプロジェクトを支援してくださる方々に配布。ネット上で販売も始めます。
4月に電車通学や通勤を始める方達が、安心して新生活を始めるためのツールになればと考えています。
お子さんが痴漢被害にあっていたり、被害をうける心配がある方には、ぜひ一度、この痴漢抑止バッジの効果を試してみてください。
Stop痴漢バッジプロジェクト
Stop痴漢バッジプロジェクトクラウドファンディングページ
Stop痴漢バッジプロジェクトホームページ
文・写真提供/松永弥生
大阪在住。「痴漢抑止バッジ」考案者の母である殿岡万里とは、小学生時代からの友人。
2015年8月に、殿岡がSNSに投稿した「私は泣き寝入りしません」のカードとそれまでの経緯を読んで、缶バッジにすることを提案。殿岡から相談を受けて「Stop痴漢バッジプロジェクト」をスタートさせた。
考案者である娘さんのプライバシー保護を優先するため、松永がプロジェクト代表を務めている。サイト更新、問い合わせ窓口を担当。
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