得するコト得するコト
まめ知識 2016.01.21

苦労の先に、脂がのって「美味しい」と称賛されるブリのコト

イナダやハマチなど成長や地域によって呼び名が変わるブリ。
ブリのクスッと笑っちゃうような語源やなるほどという語源。
定番以外の食べ方で身体がちょっと喜ぶ食べ方をご紹介致します。

 

ブリは成長するとともに、呼び名が変わる出世魚

大きくなるにつれ、ワカシ→イナダ→ワラサ→ブリとなります。
しかし、これは関東でのお話。地方によって差があるのです。
関西では、ツバス→ハマチ→メジロ→ブリとなります。
現在では、全国的に養殖ブリをハマチと呼びます。
天然ものの切り身はやや色が濃く、養殖ものは白っぽいですが、栄養的には大きな差はないと言われています。

 

いくつかある、ブリの語源

1.年を経た魚の意味で「フリウヲ(経魚)」と呼ばれ、「フリ」が濁音化され「ブリ」になった
2.ブリは師走に食べる魚だから
3.脂肪が多いことから、「あぶら→ぶら→ブリ」となった

ブリの大きさまで成長するには約10年かかるそう。
よく「脂がのっていて美味しいね!」という言葉を使いますが、美味しいブリになるまでブリも多くの苦労があったことが語源から伺えますね。

 

青背の魚の中でもトップクラスの栄養を誇る

ブリはアジ科の青魚で、不飽和脂肪酸のDHA、EPA、タウリンが豊富です。
血圧やコレステロール値を安定させる働きがあるので、動脈硬化予防にぴったり。

DHAは脳の働きを活発にして、EPAはアレルギー反応を和らげる作用でも注目されています。
旨味成分のタウリンは、背骨に近く赤黒い血合いの部分にとくに多く含まれますので、調理の際は積極的に利用すると良いでしょう。
今の時期は寒ブリと言って、脂が増してさらに美味しいですよね。

大葉を添えると、大葉のベータカロチンがブリの脂の酸化を防ぎ、DHAが脳を活性化するのを助けます。
定番のブリ大根やブリの照り焼きもいいですが、お刺身や塩焼きに大葉を添えて召し上がってみてはいかがでしょうか。

文・写真/影山奈々恵

プロフィール

nana

食未来リンク 副代表
影山奈々恵

管理栄養士×フォトグラファーとして幅広く活動。
保育園で活きた食育や給食・おやつを通して「なんでも食べる子ども」を育んでいるだけでなく、生産者と消費者の架け橋となる食未来リンクの副代表を務め、様々な食に関わることや音楽家による演奏会にて、「ありのまま」や「日常」の大切にし、その瞬間を切り撮る。

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